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スーパーカブの思い出 結び

http://www.honda.co.jp/LITTLECUB/でお借りしました



カブにまつわるアルバイト時代のお話の続きです。

部品をメーカーへ注文した掃除機を片づけると先輩に報告。

「治すというコトが判ったか?」

M先輩はいつもより、威厳をもって大きく見えました。


その日は早めに外勤の二人が帰ってきました。

「おーい」

「はい!」

暖かい包みを渡されました。

「みやげ、みんなで喰お!」

お好み焼きでした。

漫画みたいな話ですが、初めて修理のマネごとをして落ち込んだ日に

うそみたいにタイミングの良い差し入れなんですがホントです。だから覚えてるんです^^


仕事にもなれた頃で、失敗をした日でしたが二人の先輩が少し判って、

なんかその日は嬉しかったです。

職場の一員に成れたような感じとでもいうんでしょうか。

ゆっくり帰ろ!

そう思いました。こんな日はとばしたらコケそ^^;

その頃の通学の相棒はYAMAHAでした。

http://www.motorcyclespecs.co.za/model/yamaha/yamaha_dt125r%2087.htmでお借りしました。これに乗ってたわけじゃないです当事は好きでした


さてさて、ようやくカブの話になるんですが、何故毎日カブに乗るようになったのか。

それは、

最初に書いた事ですがGラジオ店の主な仕事は


お店の裏で雑務をする内勤とでもいうべき仕事、

配達や家電品の設置などの外勤の仕事の二つがありました。


おもなしごとデス。


主でない、仕事がたまたま回って来たのは確か月末だったと思います。

その日は、申し訳ないんですが暇でした。

片付けも要領が判って来て、

先輩の修理品と発注伝票を、奥さんの伝票と入荷予定票、

それらを早めに覗いて入荷日と入荷品をチェックして

当日までに区画を空けたり仮置き中の廃品移動等々スペースの確保。

これらが一番時間が掛かる仕事なので基本的に先行片付け・・・

先回りをすることで仕事が円滑に回せだしました。


たしかそういう風に上手く仕事がかみ合って出来た隙間のような日。

そうです、間違いありません。運が良いのか悪いのかその日が月の末日でした。


紙片を持った奥さんがこられました。

「集金に行って来て。裏にあるカブを使っていいから」

というご指示であっさりと、カブの人になったのでした。


仕事中のカブはなんという開放感!

内勤ばかりだったので外に出ること事態が魅力的だったのに加え、

二輪に乗っているという、まるでツーリングでもしてるようにテンションが上がります!

変な言い方ですが免許を取ってからカブに乗ったのは初めてでした。

覚えてはいませんが鼻歌の一つもきっと歌っていたに違いありません。

http://bikelife.nifty.com/cs/impression/detail/090402027337/1.htmでお借りしました


今月未入金のお客様の住所と金額が10件ほど書かれた紙片を見て、

とりあえず遠いところから順に回ります。

半日ほどだと思いますが店にはほぼ定刻に帰りました。

無事に帰った事を確認した奥さんは、

「もう今日はいいですよ。お疲れ様」と、奥へ引っ込もうとしています。

「!!、奥さん、お金お金、どこに置いたらいいんですか?」

奥さんの脚が止まって、

「何のお金?」奥さんは、確かにそう言いました。

「 しゅうきんの、です…」

「 お金、貰ってきたの?」

奥さんのビックリした顔を初めて見ました。


「どこから頂いたの?!」と消しこみした紙片に眼を通された奥さんは

一旦奥へ引っ込んで、ご主人を連れてこられました。

ご主人が興奮した顔で出てこられたので、一瞬怒られると思いました。

3軒に半日も掛かったのかと言われると思ったのです。

ところが、お二人とも妙にあたふたした感じです。


「どちらから頂いたの?」

「・・・メモに消しこみしてますけど」

横からメモをじっと覗き込んでいたご主人が、

「この消し込みしてある三軒のうちの・・・お金を頂いたのは、どなた?」

「三軒ともです」

「さんけん、この三軒、全部?!」

よかった~♪ 怒られるのではなく驚かれてるようです。

バイト学生が集金してきたのは珍しかったようです。

普段はご主人の仕事ですから^^


その三軒、不思議なことに、今だに克明に覚えています。

一軒目は工事現場事務所のようなトコロでプレハブでした。

仮にA事務所さんとしましょうか。そのプレハブの二階です。

次はBさん宅。一般のお宅ですが、珍しいY字路の角地に当たる場所。

端っこの三角の位置にあたるといったらよいでしょうか。

最後はお寺さんでした。C寺かな。

DSCF1586.jpg



実は後でM先輩に教えて頂きましたが

ご主人と奥さんが驚かれたのは三件という件数ではなく、

その三軒の内容だったのだそうです。

ご主人が伺われても中々すんなりとは支払って頂けない

いわばワーストスリーだったそうです。

普通、集金はご主人。場合によっては先輩方が外勤の折に伺っておられました。

当然お客様へも失礼だとバイトの高校生を行かすことは無かったようです。

たまたまスッポリ時間が空いたので、奥さんは仕事を覚えてきた褒美に

息抜きをさせようと思われたそうなんです。(失礼ではなかったのか??)


話を戻します。

ご主人に真剣な顔できかれました。

「○○くん(私です)、何て言って、どうやって頂いてきたの?」

purehabu.jpg


いつの間にかM先輩もやってきてました。

「お前、貰えんとクビになるとか言ったのか?」

「それ先輩でしょ」当てずっぽうに突っ込むと、

先輩は固まってしまいました。


「事務所では、世間話をしました。あと、ジュースを頂きました」

オレンジジュースでした。

orengeJ.jpg


「 それで?」

「そろそろ帰りますって言ったら、封筒を渡されました」

「他には?」

「頑張れよって…」

「が・ん・ば・れ」…あきれ顔のM先輩をはじめてみました。


奥さんにBさんとこは?と聞かれました。

「洗濯をされてました。奥さんは赤い服を着て外で洗濯をされていました」

めっちゃ派手な真っ赤なスカートに真っ赤なフリルのエプロンの印象で、

シャツの色形は覚えていません。

http://wiredvision.jp/news/200904/2009042722.htmlで、お借りしました


近づいてこんにちはGラジオ店ですと挨拶すると、

開口一番、

「すごい汗ね、ちょっとこっちへ」と、

玄関に引っ張って行かれてタオルを渡されました。

汗かきなんです。

お礼を言ってすみません、今日は集金に来ましたというと、

いい日に来たわねと、

ニコニコしながらもう一度奥へ引っ込むと財布片手に渡してくれました。



で、お寺のCさんところですが、

「何を言ったの?」

「何も。というか何度声を掛けても返事がありませんでしたので」

「どうした」

「境内を見てました」

この時が皆な一番おもしろい顔をしました。

「きれいですねC寺の境内!いいお寺さんだなと思ってつい、眺めてました」

そうしたら奥から人の気配がしたので見ると、奥様だったようです。

「何してるの?」と聞かれたので、

あんまりきれいなのでつい見せて頂いてましたと答えると、

どなた?と尋ねられましたので、名乗りました。

「集金なら出直して!来月にして下さい」と言われましたので、

判りましたと返事をしました。


怪訝そうな顔で先輩が

「それで?」と。


境内を見てました。

本当に綺麗だったんです。

DSCF1572.jpg



ゴミがないとか箒後があるなんていう綺麗さはもちろん、生垣や庭木のレイアウトというのか

よく判りませんが凄く落ち着ける感じの気持ちのよいところでした。

そう思ったのでそれをお寺の奥さまに言いました。

もうしばらく見せてくださいとも、いいました。

よく覚えてませんが、結構な時間見ていたように思います。

一旦下がった奥さまが封筒を持ってこられました。

来月ではないのですか?というと、もういいからと渡されました。

何故かこちらでも頑張んなさいよと言われました。

継ぎのあたった学ランを着てた訳でもないのによほど貧相だったのでしょうか??

http://www.goobike.com/catalog/HONDA/SUPER_CUB_110/index.htmlでお借りしました



それだけ?!と奥さんが大きな声をかけるので、

「そうそう『次からご主人に来てもらって』と言われました」

面白いことに、それからM先輩は少し態度が変わりました。


会話の概要は殆どあってると思います。

話しを聞く三人が、

まったく同じリアクションだったのでとても面白く記憶に残っています。



その翌日からです。

私の仕事は集金になりました。もちろんカブに乗って。

これ全て実話です。

それが一週間だったのか残り一月丸々だったのか覚えてません。

でもかなりあちこち行ってました。


本当に記憶って面白いですね。

糸口というか、忘れていた事なのに、カブには何時乗ったっけ?と

そう考えて、あ、バイトだ!え、でも修理や掃除してたよな・・・あ、集金!

そんなふうに、ひとつ思い出すと鮮明な絵が頭の中に溢れてきました。

よくこんなことまで覚えてるなと我ながら感心しました。

2年生から3年生までいや、一年の春休みもそうだったかもしれませんが、

大変お世話になりました。

これはけして、バイトの話ではありません。

私の

スーパーカブの思い出と修理の原点です。




http://www.honda.co.jp/SUPERCUB/supercub50/special/でお借りしました



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